病院でのアルバイト求人はそれなりの数あります。
少子高齢化社会で医療従事者の担い手は少なくなっているのにも関わらず医療を必要とする高齢者は増えているので、需要と供給が成り立っていないことや、医師や看護師の仕事の過酷さが原因だと思われます。
ですので俗にいう正社員ではなく、医師や看護師でもアルバイトとして働いている人もたくさんいます。
また医師や看護師などの資格を持っていなくても、看護助手や事務員という仕事ならば病院で働くことが出来ます。
看護助手は文字通り看護師の助手をする仕事です。主に病室の掃除やベッドメイク、患者さんへの食事の配膳など行うため、医療や看護に直接携わるものではないので資格は必要ありません。忙しく働きまわることの多い看護師の隙間を埋める仕事と言ってもいいでしょう。
事務員は窓口を担当するので患者の案内や会計を担当します。これは人気のある職業ですが、夜間診療が行われている病院の場合は夜勤帯に比較的空きがあるでしょう。急患が多ければ忙しくなり仮眠もとれないほどになりますが、暇なときは余裕があるそうなので、特に若くて体力があるうちはやってみてもいいかもしれません。病院で働くと給料は高いですが、夜勤だとさらに高くなります。その病院にもよりますが、一度当直に入るだけで１万円以上は平気で稼げてしまうのです。ただしそれなりに負担はかかります。
医療関係の仕事は高給与なだけでなく、人の命を預かる現場で働くことにより死生観が変わるなど、自分のためにもなることも魅力といえるでしょう。